「もう無理かもしれない」「我慢できない」
そんなふうに思う日が、誰にでもあるのではないでしょうか。
仕事のこと。家のこと。人とのやりとり。
やらなければならないことが重なり、気を張って頑張っているときほど、心の中に重たいものがたまっていきます。
家族や仲の良い友人に対しても、不満を感じることは多かれ少なかれあるのではないでしょうか。
けれどその感情が乗った言葉をダイレクトに話してしまうと、聞く側の人もしんどくなりますし、またそれが自分に嫌な思いをさせている本人であっても、感情のままぶつけたら人間関係が壊れてしまいます。
(実際に壊れていい人間関係の相手には、はっきり言った方が気持ちいいですが、ご自身の品格は貶めないように)
関係を悪くしたいわけではない。むしろ大切な相手だからこそ、言えないまま抱え込み、心の奥に愚痴として残ってしまうこともあります。
気持ちをため込みすぎることは、自分にとっても、相手との関係にとっても、あまり良いことではないように思います。
そんな時、まずAIに愚痴をこぼしてみるという方法もあるのかもしれません。
「今日、こんなことがあって腹が立った」
「頑張らないといけないのに、もう動けない」
「自分でも何にこんなに疲れているのか分からない」
まとまっていない言葉のまま、ただ書いてみる。
AIは人間ではありません。けれど、こちらが書いた言葉を受け取り、「何が一番しんどかったのでしょう」と問いかけたり、頭の中を整理する手伝いをしたりはしてくれます。
ただし、AIに話す時も、誰かの実名や個人情報、仕事上の大切な内容まで書き込まないことは大切です。相手を傷つけないためにも、自分を守るためにも、少し距離を持って使いたいと思います。
大切なのは、悪口を言って気持ちよくなることではないと思います。
なぜ、こんなに腹が立ったのか。
本当は誰かを責めたいのではなく、助けてほしかったのではないか。
頑張りすぎて、もう余裕がなくなっていたのではないか。
愚痴の奥には、疲れや不安、寂しさ、分かってほしいという思いが隠れていることがあります。
人工知能とやりとりする中で、自身との対話もできる時間になるのだと思います。
ただ、やはり人間に愚痴を聞いてもらう、聞いてあげるということも大切だと思います。
「そっか~」
「大変だったね」
「無理しないでね」
「分かる~」
そんな優しい言葉が、人から温度として、耳に入ること、声に出して音にすることも互いのためになると思うのです。
先にも書きましたが、気持ちがいっぱいのまま人に話すと、聞く側もしんどくなってしまうことがあります。愚痴を聞くことにも、やはりエネルギーが必要だからです。
だからこそ、AIに一度話しておくことが、私には一つのワンクッションになるように思います。頭の中に渦巻いていたことを少し整理してから人に話す。すると、相手を疲れさせるほどの強い愚痴ではなく、「ちょっと聞いてほしいことがあって」と話せる程度になるのかもしれません。
愚痴を話すことは、心の健康のために必要なことだと私は思います。そして人間関係は、少し愚痴を言い合えるくらいの関係の方が、かえって信頼につながることもある。これは、私自身の経験からも強く感じています。
AIに一度こぼし、人に寄り添ってもらう。
そんな距離感も、これからの時代にはあってよいのではないでしょうか。
✿✿✿ 空間 × 人 × 色 ✿✿✿
奈良県橿原市を拠点に、住まい・店舗のインテリア相談、家づくりの相談、図面作成を行う「樹樹サポート」です。インテリアコーディネーターとして、暮らしや想いに合う空間づくりをご提案します。
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